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2006.06.16

リプレイに何を求めていますか?

 4月に金の葡萄さんの「リプレイについての考察」へトラックバックしてコメントしたら、「続 リプレイについての考察」で返事をもらった。
 一読して、「返事を書かないといけないかな」と思いつつ2ヶ月放って置いたが、「いい加減、何かしないと」と思いつつ再読してみた。
 ……意見がかみ合ってないっぽい。これ以上言葉を重ねるのも無駄な気がするけど、ちょっと書いてみよう。

 リプレイが提供しているモノは何だろう? ざっくり数え上げてみよう。

1)ゲームを題材にした娯楽読み物
2)TRPGのプロモーション
3)ゲームのプロモーション
4)(主に新作の)ゲームシステム運用の実例
5)公式設定のタイムラインの変化
6)ゲームプレイング(PL側作業)の実例
7)シナリオプレイング(GM側作業)の実例
8)シナリオメイキングの実例
9)ゲームプレイングの記録

 金の葡萄さんが求めている情報は、
a)世界描写
b)背景描写
c)キャラクターの心理描写
 このうちリプレイが提供できてるのはa)とb)を1,3,5でちょぼちょぼ、と言うところだろう。
 c)にいたってはまずない。そもそもTRPGをプレイしている諸氏に聞きたいが、自分のキャラクターの心理描写とか、ゲーム中に事細かにしてるかね? やるのは面倒だし、やられたら鬱陶しいだけだと思うんだけど。プレイ中にすることがほとんど無いものが、リプレイに記録されることなんてあるはずがない。

 前回の記事で「「どういう風に遊んでいるのか」に興味があるのであって」と表現したのは4,6,7の意味合いだ。9の意味じゃあない(9の意味で受け取られたように見えたけど)。 後書き含めて分析をかければ8)も読み取ることができるけど、そこまでする人はそういないでしょう。

 ソードワールドRPGの文庫リプレイとかが売れ続けてるのは、1)にあげた「娯楽読み物」としての部分が大きいでしょう。ソードワールドは元々商品展開を小説とリプレイの2本立てで考えてた節もありますし。ただまあ、「ルールブックとシナリオを買えば、きみにも小説/リプレイと同じような感動が!」という路線でのプロモーションだったので、システムは第1世代だったのにシナリオの記述法は第3世代を先取り、と誤解を招きそうなフォーマットになってますが。

 ちょっと、某所のブログコメントに対しての嫌みになってしまったけど、それはさておき。
 金の葡萄さんのもやもやとした疑問に対して、
「リプレイは今や、ゲームタイトルに密着し、尚かつ小説よりも安易に創作できる娯楽読み物として生産・消費されているモノがほとんどである。それ以上のモノを求めるのは無理」と夢も希望もない結論を書いて、この論は終了とします。

#何か偉そうな文になってしまったけど、本音を出しました。気に障った方、ご容赦のほどお願いします。

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2006.06.10

昔の話

今日から梅雨入り確定だそうです。
起きたら雨が降ってました。

不意に、昔の話を思い出した。

「待っててもそのバスは来ません」と言われて、ひどく途惑った。
なぜなら、そのバスで終点まで行くつもりだったから。
地図を準備したり、突然行き先が変わったり、それでも、何とかなると思っていた。
だのに、バスは来ないのだという。

結局バスには乗らず、自分の足で歩くことにした。

ただ、今でも、あのバスのことを思い出すのだ。

「むかしはただのおもいでなの。
 いまは一時のこしかけなのよ。
 じゅーよーなのはむかしにもいまにもないの。
 あしは、むかしといまから、どこかに走っていくためについているのよ。
 だからどこかにいかなきゃいけないのよ。」

昔気に入っていたゲームの中での台詞だ。
確かに、昔のことを反芻してもどうともならない。
ただ、時間が過ぎるだけだ。
それよりは、動いていた方がいい気がする。

ただ、なぜバスが来なかったのか? それだけが心に残っている。

さて。

どこへ行こうか?

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