2005.08.05

いろいろ・うろうろ

 暑い中、汗をだらだら流しつつ、せっせとiPodにCDを取り込んでいます。
 そんな中、「iTunes Music Store」の日本サイトがオープンしたと聞いて、見てきました。東芝EMIやキングレコード、AVEXなどが提供しているようです。クレイジーケンバンドなんかもあったりするんで、結構いいかも。

 この暑い中、イベントに参加する知人達は色々頑張って作っているようなので勝手に紹介。

 コミックマーケットにて
 8/12(金)東4 ユ-41a 「ハイランダーコール」 リンクも張ってある峰沢さんのところ。新刊の他にグッズもあるそうです。(私信:グッズ一つ予約でお願いします)

  8/12(金)西 け-34b 「阿の森」 TRPG友達の木庭さんがサークル参加。新刊・ワース操兵本。天羅資料集再販予定。天羅、深淵リプレイ他持ち込み。

 8/12(金)西 さ-12b 「Seraphic」 TRPG友達の蚊取犬さんが参加。配置から見るにトーキョーNOVAかな? ワースブレイドのキャンペーンリプレイも残ってるかな。

 8/14(日)西 け-14b 「一箱」 シリアスからラブコメまで多くの掌編を書いていて、欠かさず巡回している「吉海堂電脳店舗」の はざままさと さんの書き下ろし、【現代伝奇 木ノ花奇譚】がこちらにて出品。

 8/21、ワンダーフェスティバルにて
 TRPG友達にして愛すべき模型野郎の総長さんが、「塊魂」の「王子」でディーラー参加。

 それから。
 「電撃ホビーマガジン」という雑誌にも記事が出てるんで知ってる人もいるかと思いますが、「エンゼルギア」のプロデューサー、井上純弌氏が 「希有馬屋」の屋号でコミケ1日目に「フィギュア完成品付きマンガ同人誌」を出品。ワンフェスにも委託で出すそうな。こちらのサイトにその力の入れっぷりが紹介されているので暇な人はぜひご一覧を。
 こういうバカは好きだw

 で、なんで自分の趣味をここでぶちまけているかというと。
 休みが取れなくて、自分で買い物に行けないからです。チェー

 まあ、頑張ってお仕事に励む所存ですが。
 それでも9/22に出るPS2のロボット対戦ゲーの「S.L.A.I 」と10/28に出る「Fate/hollow ataraxia」(PC、18禁)を買う余力を作れるかどうか微妙だってのがwww

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2004.07.14

物語の語り手たち。

 最近読書を再開。「マルドゥック・スクランブル」(沖方丁、ハヤカワ文庫)が面白かったので「最近の中心でサンプリングするか」とストレス解消も兼ねて「SFが読みたい!2004年度版」(早川書房)と「ファウストVol.3」(講談社)を衝動買い。
 「ファウスト」の方は新伝綺ムーブメントとかいって、奈須きのこ、原田宇陀児、元長柾木の新人3人が書き下ろし短編で競作。……えーと、奈須きのこ以外の2人も見覚えがあるぞ?
 ざっとサーチ、と言うか奥付を確認。奈須きのこは言わずもがな、「月姫」「Fate」のシナリオライター。原田宇陀児は、飛ぶ鳥落とす勢いだった頃のLEAFの良作、「WHITE ALBUM」のシナリオライター。で、元長柾木も自分で購入したことはないけどやっぱりエロゲのシナリオライター。
 ……これはいったいどうしたことなんですかね?

 まあ、確かに「雫」「痕」(共にLEAF)あたりからこちら、PCのアダルトゲームってシナリオ重視のものが増えてるし、他の媒体では商業化できそうもないエッジな物語りも多い。「白詰草話」「Quartet!」(共にLittleWitch)みたいなシステム的にも無茶で斬新的なものもあるし、「家族計画」(D.O.)のシナリオライター、山田一のように信者を生み出す語り手もいる。「18歳以上」という括りがあるのをいいことに、好き勝手に大人じゃなければ読み解けない突っ込んだ物語を語る連中もいるのだ。

 そんなことを連想しつつ書棚をクルージング。雑誌のコーナーで「ニトロプラス大特集」(このブランドもまた物語に比重を置いてエロが申し訳程度に入っている作品ばかりを出しているところだ)を銘打つ「ColorfulPureGirl」を発見。
 おや。個性派シナリオライターの小特集が載っています。PickUpされているのは前述の奈須きのこと元長柾木、ニトロプラスの看板ライター虚淵玄に山田一同一人物説が囁かれる田中ロミオ。そして、この間のけぞった「Forest」のシナリオライター星空めてお。星空めておに関しては1ページを割いたロングインタビュー付き。
 ……うわあ。やっぱりというか、皆さんそれぞれ凝り性な気質のようで。そうでもなければ、あんな物語は描けないか。
 そして、もひとつびっくりなのは、星空めておが挙げるお気に入りの作家達。フィリップ・K・ディック、M.Z.ブラッドリーの「ダーコーヴァ年代記」、コードウェイナー・スミスにジェイムズ・ティプトリー・Jr.。なんてことだ、ディック以外は全部ウチの本棚にありますよ(笑)。ディックは多すぎて買わなかっただけなんだけどw。 なるほど、波長が合うわけです。

 暇を見ながら、溜め込んだ物語を読み進めるとしましょう。物語を自分の内へ取り込むために。
(文中、敬称は略させていただきました)

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2004.07.09

積みゲ崩し2点

 まあ、数ヶ月積みっ放しだったゲームを2点ばかりインストールしてみました。

 まずは、ライアーソフトの「Forest」。このライアーソフトという会社、固定ファンの多いところでどれもイカレていると言うことなので買ってみたわけですが。
 冒頭からとんでもない飛ばしっぷりです(笑)。プロローグのテキストは電波な文章と紙一重、垣間見えるのは「不思議の国のアリス」や「ナルニア国物語」からのサンプリングとリフレイン。女性キャラはボイス付ですが、テキスト表示されない台詞もあって迂闊に早送りなクリックもできず。声の演出と文章の表現の凝り具合が並じゃありません。
 プロローグを終えたところで小休止。チョイとググったら「Forest Wiki」なんて物を見つけました。管理者は海法紀光氏。「式神の城」のノベライズが縁でアルファシステム・サーガに「よけ文学者」として取り込まれたりしてますが、元はTRPG関連のライターさん。アメコミに詳しかったりSFマニアだったりもしますが、何でこの人がこんなものを……。蓬莱学園=遊演帯つながりなのかな? 海法さんは蓬莱学園の熱心な参加者で、それをきっかけに業界入りを目指したそうですが、ライアーソフトはその遊演帯のメンバーが独立して設立した会社だったりするのです。
 この先の「Forest」の展開、楽しみにしてもいかもw。

 で、もう1本崩したのは「Fate/stay night」(TYPE-MOON)だったりするのですが。
 これが困った。知名度、人気度、どう見ても「Forest」より上でしょう。同人で大ブレイクした「月姫」の後継として商業作品として登場。爆発的な売れ行きだったし、おそらくは夏コミのそちら方面はこれ一色になるだろうことは想像に難くなく。体験版も面白かったのだけど。
 「月姫」には2周目以降への意欲が起きず、「空の境界」では軽い失望を覚えてしまった私にとっては。
 凝った仕掛けも何もなく、ただオーソドックスなシステムで物語を読ませようとするだけのこのゲームはちょっと辛いなぁ。キャラは魅力的かもしれないのだけれど、そこいらにあるライトノベルと変わらないジャン、といったらそれまでだしなぁ。……これに60時間(メーカー想定コンプリート必要時間)突っ込んでもいいのかしら。
 せめて、前2作と違った印章を与えてくれるか、「デモンベイン」並みに吹っ飛んだところを見せてくれればまだやる気も出るんだけどなぁ。

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